鍵が開かない!

鍵が開かないという相談を受けました。
問題は築35年の一戸建ての玄関ドアでアルナというメーカーのスチールドアが使われていました。
ドアにも、サムラッチ錠やケースロックなど各部品に「ALNA」の刻印がありました。

錠一式はウェスト社のものでした。シリンダーだけがアルファ社のものが使用されていました。これはちょっと珍しいケースです。

ケースロックが壊れてしまってドアが開かなくなるというトラブルがあったということで鍵交換に対応してきました。

鍵をさして回そうとしても動かなく、サムターンも回らないという状態になっていたそうです。

今回の交換作業はサムラッチハンドルは掃除すればきれいだったのでそのまま使用し、スプリングだけを交換しました。
トラブルの原因となっていたケースロックとシリンダー、そしてサムターンはウェストの純正品を使用することにします。

玄関ドアは少し加工して金物を取り付け、ドアのスイングを調整して作業を完了させます。
このように鍵の交換やちょっとした修理をするだけであと10年は使用できるようになりました。
大げさなリフォームをしなくても玄関をできるだけ長く大切に使い続けることができるのです。
お客様も当初はリフォームしないといけないと思っていたそうです。しかし、鍵や一部の部品だけの交換で済ませることが出来ましたのでリフォームするより安上がりに済ませることが出来ました。